日記を始めたいけど、何を書けばいいのかわからない。
三日坊主になりそうで不安、そんな悩みを抱えていませんか?
日記は、心の整理や毎日の記録にぴったりな習慣。
でも、いざ書こうとすると意外と難しいものです。
この記事では、初心者でも気軽に始められる日記の書き方を紹介します。
すぐに真似できる例文テンプレートも紹介していますので、最後までご一読ください。
この記事はこんな方におすすめです
- 日記を書いてみたいけど、何から始めればいいか迷っている方
- 毎日続けられる日記のコツや書き方を知りたい方
- 日記の例文やテンプレートを参考にしたい方
- 子どもや学生のために日記の例を探している保護者の方
- 感情や学びを日記で整理したい大人の方
日記の書き方と例文|まずは基本のステップから

まずは基本のステップをわかりやすくご紹介します。
大切なのは、難しく考えないこと。
書く目的を決めて、自分に合ったスタイルで気楽に始めることです。
ここでは、最初の一歩を踏み出しやすくなるヒントをまとめました。
日記を書く前に|目的を決めると続けやすくなる
日記を習慣にするには、最初になぜ日記を書くのかを考えてみるのが大切です。
目的が明確になると、続けるモチベーションにもつながります。
日記の目的例
- 日々の出来事を記録したい(備忘録・思い出として)
- 感情を整理したい(ストレス発散や気持ちの整理)
- 目標に向けた振り返りをしたい(成長の記録として)
目的に合った内容を選ぶことで、何を書こう?という迷いが少なくなります。
書き出しに迷ったら|簡単に始められるフレーズ例
日記を書くときに最初の1行がなかなか出てこない、という方も多いです。
そんなときは、あらかじめ使いやすい書き出しフレーズを用意しておきましょう。
書き出し例
- 今日は〇〇があった。
- 朝起きてまず思ったことは…
- 最近気になっているのは〇〇。
- 〇〇について考える時間があった。
「今日は~」「思ったことは~」のような定型でスタートすれば、気負わず書き出せます。
最初は型をまねるだけでも十分OKです。
毎日続けるための書きやすい構成とは
日記を続けるためには、書きやすい構成(フォーマット)を決めておくことが効果的です。
おすすめの基本構成例
① 日付
② 今日あった出来事
③ そのときの感情や気づき
④ 明日へのひとこと(希望・反省・目標)
例
2025年7月26日 今日は午前中にカフェで読書。
静かな時間がとても心地よかった。
こういう時間をもっと大事にしたい。
明日は少し早起きしてみよう。
このように、流れを決めておくと、自然と習慣化しやすくなります。
自分に合った日記のスタイルを見つけるコツ
日記にはさまざまなスタイルがあります。
大切なのは正しい書き方ではなく、心地よく続けられる方法を選ぶことです。
以下のようなスタイルの中から、自分に合いそうなものを試してみましょう。
- 一行日記:短くて手軽。毎日続けやすい
- 感情日記:心の中を整理したい人に向いている
- テーマ日記:本・料理・学びなど、特定のテーマだけ記録
- 手帳日記:スケジュールと一緒に振り返りを書くスタイル
- デジタル日記:スマホアプリやパソコンを使って手軽に記録
まずはひとつ選んでやってみて、しっくりこないなと感じたら途中で変えても大丈夫。
続けやすさを基準に、あなたらしい日記を見つけてください。
日記の書き方と例文|今日から真似できる書き方を紹介

ここでは、すぐ真似できる日記のテンプレートと例文を紹介します。
目的別に例文を紹介するので、スタイルに合ったものから気軽に取り入れてみてください。
初心者でも書きやすく、短くてもOKなフォーマットばかりです。
日常生活を振り返る日記の例文【シンプル・短文】
日記初心者さんにもっともおすすめなのが、日常をそのまま書くスタイルです。
その日に起きたこと・感じたことを短く残すだけのシンプルさ。
忙しい日でも1〜2行あれば十分です。
書き方の基本フォーマット
【日付】+【出来事】+【一言感想】
書き方のポイント
- 書くテーマに迷わない(毎日の出来事は誰にでもある)
- 短くて済むのでハードルが低い
- 後から読み返しても暮らしの記録として楽しめる
例文
- 2025年7月26日 朝から晴れて気持ちのいい一日。
掃除と洗濯をしてスッキリした。 - 2025年7月25日 スーパーで秋限定のお菓子を発見。
思わず2つ買ってしまった。
- 2025年7月24日 夕食のカレーがうまくできた
- 2025年7月23日 花壇のひまわりが咲いていた
- 2025年7月22日 テレビで見た特集が面白かった
など、日常の些細なことでも書いておくと、自分だけの日常アーカイブになります。
まずは書き出すことを楽しんでみましょう。
感情を綴る日記の例文【ストレス発散・内省】
なんだかモヤモヤする、誰かに聞いてほしいけど、言葉にできない。
そんなときこそ、日記が自分だけの心の話し相手になります。
感情日記は、日々の中で湧き上がった気持ちを、そのまま言葉にするスタイルです。
大切なのは、正解よりも、素直な感情を外に出すことです。
書き方のポイント
- 感情をそのまま言葉にする(飾らず、否定せず)
- なぜそう感じたのか、まで深掘りできると内省につながる
- 最後にひとこと、自分へのエールを添えると前向きに終われる
例文
- 2025年7月26日 今日は仕事でミスして落ち込んだ。
上司の反応が怖かったけど、ちゃんと謝れたことは自分でも評価したい。 - 2025年7月25日 人に頼るのが苦手。
でも、今日は勇気を出して手伝ってほしいと言えた。
すごく緊張したけど、自分の中では大きな一歩。 - 2025年7月24日 なんだか何もしたくない日。
こんな日があってもいいよね。
無理せず、今日は休もう。
感情を書き出すだけで、心がスッと軽くなることがあります。
言葉にすることで気持ちが整理され、本当の自分に気づけることも。
日記は自分との対話の場。
正直な気持ちを受け止めるだけでも、自己理解が深まります。
子ども向け・学生向けの例文【作文・宿題対応】
小学生から中高生まで、学校の宿題や作文に日記が出されることはよくあります。
でも、何を書けばいいの?、うまくまとめられない、と困る子も多いですよね。
ここでは、年齢や学年に応じて書きやすい例文とコツを紹介します。
どの年齢でも大切なのは、その日の体験と気持ちを、素直な言葉で書くことです。
小学生向け
まだ書くことに慣れていない小学生は、この3つを意識しましょう。
- いつ、
- なにをした
- どう思った
短くて大丈夫なので、わかりやすく書きましょう。
書き方のポイント
- 「今日は~」「〇〇へ行った」など、わかりやすい始まりで書く
- 難しい言葉は使わず、自分の言葉で書く
- 楽しかった・うれしかったなどの気持ちを入れると文がまとまりやすくなります。
例文
2025年7月27日 今日は遠足で動物園に行った。
キリンが大きくてびっくりした。
お弁当もおいしくて、友だちとたくさん笑った。
2025年7月26日 家族でカレーを作った。
じゃがいもを切るのがむずかしかったけど、がんばった。
自分で作ったカレーは特別においしかった。
中学生・高校生向け
成長とともに、その時の感情や、学んだことまで書けると、より豊かな日記になります。
これは作文にもつながる力です。
少し長めでいいので、感想を加えて深みを出しましょう。
書き方のポイント
- 出来事+感想+気づき の3段構成を意識
- できれば100~200文字程度にまとめる
- 正解を求めず、自分の思ったことを率直に書く
例文
2025年7月27日 今日の英語の授業でスピーチをした。
すごく緊張したけど、最後まで言えた。
先生に「よくがんばったね」と言われて嬉しかった。
少し自信がついた気がする。
2025年7月26日 部活でミスをしてしまった。
悔しかったけど、仲間が「大丈夫」と声をかけてくれて救われた。
次は同じ失敗をしないように練習しようと思った。
どんな年齢でも、見たこと・したこと・感じたことを書くだけで、立派な日記になります。
最初は短くても大丈夫。
うまく書こうとせず、自分らしい言葉で書く練習をしてみましょう。
仕事や学びに使える日記の書き方と例文【社会人向け】
社会人や大人になってからの日記は、仕事や学びの記録ツールとしても大いに役立ちます。
目標に向かって進む日々を記録することで、自己管理力や行動力も自然とアップ。
ちょっとした気づきでも、日記として書き出すことで自分の成長に気づけるようになります。
書き方のポイント
- 会議・打ち合わせの振り返り
- 失敗や反省の記録と改善点の整理
- 本やセミナーから得た学びのまとめ
- 習慣化したいことの記録(朝活・勉強など)
- 今日の行動を振り返って、明日の目標を設定
書きやすい構成パターン
以下のような形にすると、振り返りにも使いやすくなります。
① 今日の出来事・行動
② 気づいたこと・学び
③ 次に活かしたいこと・目標
例文
2027年7月27日 会議で資料の不備を指摘された。
準備の段階で見落としがあったので、次回はチェックリストを活用したい。
気づけてよかった。
2027年7月26日 取引先とのやり取りで、相手の反応をよく観察することの大切さを実感。
言葉選びで結果が変わることを学んだ。
2027年7月25日 今日読んだ本に「挑戦しないことが最大の失敗」という言葉があった。
その言葉で、自分が守りに入っていたことに気づいた。
明日は1つ、新しい行動を試してみようと思う。
社会人の日記は書くことで振り返り、明日の行動を前向きに変えるためのツールにもなります。
書くこと自体が学びとなり、やがて自分だけの成長記録としても役立つでしょう。
日記の書き方の例文を活用して習慣化するコツとモチベ維持法

三日坊主で終わってしまう、書けない日が続いて、気づけばやめてしまっていた。
これらは、完璧に書かなきゃ、毎日続けなきゃというプレッシャーが多くを占めます。
ここでは、無理なく日記を習慣化するためのコツと、気持ちをラクに保つヒントをご紹介します。
毎日書かなくても大丈夫|完璧を求めない気楽さがカギ
まず大切なのは、毎日書かなきゃという呪縛を手放すこと。
週に2〜3回でも、気が向いたときだけでも、続けていればそれで十分です。
日記は義務ではなく、自分のための記録です。
書けなかった日があっても、自分を責めず、また書きたくなったときに再開すれば良いだけです。
継続は連続ではなく、辞めないことこそが継続という考え方が、気持ちを軽くしてくれます。
続けられる人がやっている書く時間のルーティン
日記を習慣にしたいなら、書くタイミングを決めておくことが効果的です。
たとえば…
- 朝のコーヒータイムに3分だけ
- 夜、寝る前にベッドの中で1行
- 帰宅後すぐに気持ちを整理しながら
このように、日記を書く時間を毎日のルーティンとして組み込むことで、意識しなくても自然と書けるようになります。
スマホのリマインダーを使ったり、ノートを目につく場所に置くのも効果的です。
気分が乗らないときの一行日記のススメ
疲れていて何も書けないという日は、一行だけでも立派な日記です。
書く内容も、上記の例文などを参考に、一行だけでも大丈夫です。
- 今日は疲れた。でも、いい天気だった。
- なんとなく不安な日。でもごはんは美味しかった、など。
一行日記なら、ハードルがぐっと下がります。
とにかく1行だけでも書くという習慣が、継続のベースになります。
紙の手帳かアプリか|自分に合った日記ツールを選ぶ
日記が続かないのは、書く手段が自分に合っていないのかもしれません。
自分のライフスタイルや性格に合わせて、ツールを工夫することで書くモチベーションが上がります。
代表的な選択肢
- 紙のノートや手帳:書くことで頭の整理がしやすい。書き心地を楽しめる人向け。
- スマホアプリ(日記アプリ/メモ帳):手軽に書けて、通知やロック機能も便利。
- パソコンやクラウドメモ:キーボード派や記録を残したい人におすすめ。
日記に正解の形はありません。
自分に合ったツールを選ぶことが、続けられる自分をつくる第一歩です。
まとめ|日記の書き方の例文を参考に、自分だけのスタイルを見つけよう

日記は、自分の気持ちや出来事を記録するだけでなく、心を整えたり成長を実感するための大切な習慣です。
本記事では、初心者でもすぐに実践できる日記の書き方や例文テンプレート、そして続けるためのコツをご紹介しました。
何を書けばいいかわからない、という方も、日記 書き方 例文を参考にしながら、まずは1行でも書いてみることが大切です。
完璧を求めず、自分に合ったスタイルで、気楽に始めてみてください。
日々の小さな記録が、きっと未来の自分にとっての宝物になります。