映画を観ながら、この景色、いつか自分の足で歩いてみたいと思ったことはありませんか?
日本には、旅情あふれる風景を舞台にした名作が数多くあります。
スクリーンを通して、旅に出たような感覚を味わえる。
そんな、日本各地の美しい景色を堪能してみたいものです。
この記事では、日本各地の旅する映画を15作品厳選します。
実際に訪れたくなるロケ地も、あわせて紹介しますね。
北海道の雄大な自然、瀬戸内の穏やかな海、京都の古い町並み、沖縄の透き通る海。
映画の中に登場する景色は、実際に旅をしたくなるほど心を動かしてくれます。
次の旅先を探したい、まずは映画で旅気分を味わいたい。
そんなあなたにぴったりの作品ばかりです。
ぜひ、あなたの行きたい場所がひとつ増える映画体験を楽しんでください。
日本各地を旅する映画おすすめ15選

日本は北から南まで、まったく異なる表情を持つ景色が広がっています。
旅をテーマにした映画には、その土地の空気や人、風景がそのまま閉じ込められています。
ここでは、日本各地を舞台にした旅映画を地域別に15作品紹介します。
あなたの行ってみたい場所が、きっとひとつ増えるはずです。
しあわせのパン(北海道・洞爺湖)
洞爺湖のほとりに佇む小さなパンカフェ「マーニ」。
そこに訪れる人々の心の揺れや、温かさを穏やかに描いた作品です。
季節の移ろいとともに変化する湖の光、薪ストーブの音。
そして焼きたてのパンの香りといった、生活の中の優しい瞬間が丁寧に映し出されています。
洞爺湖の景色とともに流れる穏やかな空気は、観る者を深いリラックスへ。
観終わる頃には、こんな場所へ行って、ただ座っていたいと思わせる旅情映画の代表作です。
ロケ地紹介(北海道・洞爺湖、月浦エリア)
- 映画のカフェモデルとなった一軒家が湖畔に残る
- 四季ごとに湖面の光が変化し、映画そのままの風景を体験できる
- 静けさのある月浦エリアは、訪れるだけで物語の世界に入り込めるスポット
探偵はBARにいる(北海道・札幌)
札幌・すすきのの路地にある小さなバーが拠点。
探偵が市内を駆け巡る痛快な、エンタメ作品です。
そして実は、札幌という街の空気をたっぷり味わえる旅映画でもあります。
真冬の札幌の凍りつく道路、ネオンの光が雪に反射する夜、地元の人が集まる横丁のぬくもり。
観光ガイドには載らない生活の札幌が描かれ、街を歩く臨場感がそのまま伝わってきます。
主人公が駆け回る姿を追っているだけで、札幌という街の魅力が浮かび上がります。
冬の北海道旅行の雰囲気を、存分に味わえる一本です。
ロケ地紹介(札幌市・すすきの〜大通周辺)
- すすきのの路地、老舗バーが撮影に使用
- 大通公園、狸小路商店街など市内中心部が多数登場
- 冬の札幌らしい雪道や街の灯りが、映画そのままの景観で体験できる
おくりびと(山形県・酒田市)
アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』。
庄内地方の静かな町並みと、人が生きる意味を問いかける深いストーリーが融合した名作です。
主人公の心の変化と共に、庄内の風景が情緒豊かに映し出されます。
雪が降り積もる冬の静けさ、山々の稜線が際立つ晴れた日、港町特有の少し寂しげな空気。
どこか懐かしく、旅をしているときに感じる心が整う時間を呼び起こします。
ストーリーと景色が密接に結びついており、作品の世界と現実が自然に重なり合うほど。
日本の地方の美しさと、静かな旅情を強く感じられる一本です。
ロケ地紹介(山形県・酒田市、庄内地方)
- 日和山公園、山居倉庫、旧割烹小幡などが主要ロケ地
- 庄内の冬の風景や港町の佇まいが映画のムードを色濃く再現
- “聖地巡礼”の旅先としても人気で、作品の余韻をそのまま体験できる地域
海街diary(神奈川県・鎌倉)
是枝裕和監督による『海街diary』。
四姉妹が鎌倉で共に暮らしながら、ゆっくりと家族の再生を歩んでいく物語です。
日々の生活の小さな揺らぎや喜びが、丁寧に積み重ねられています。
まるで 鎌倉を旅しながら生活に溶け込むような、映画になっています。
姉妹が歩く江ノ電沿いの道、海辺の散歩、古い家の木漏れ日。
その一つひとつが、旅のワンシーンのように美しく、観る人の心に静かに残ります。
映画を観終えると、ゆっくりとした時間を過ごしたいと思わせてくれる、旅情に満ちた作品です。
ロケ地紹介(極楽寺駅・由比ヶ浜海岸・鎌倉文学館・長谷の町並み)
- 映画の佇まいそのままの小さな駅。
ホームを出た瞬間から物語の空気を感じられます。 - 海辺を歩くシーン多数。
夕暮れの色は実際に訪れると格別。 - 映画で描かれた古い街と暮らしのムードを味わえるスポット。
サマーウォーズ(長野県・上田市)
細田守監督の代表作のひとつ『サマーウォーズ』。
デジタル世界での騒動と、長野県上田で過ごす夏の家族の旅が重層的に描かれています。
作中で主人公が訪れる旧家・陣内家のシーンは、日本の夏の帰省風景そのもの。
上田の田園風景や古民家の情緒が、主人公の成長とともに温かく描かれます。
家族と過ごす賑やかな時間、畳の匂い、縁側で風に当たる音。
どれも日本の夏の記憶を呼び起こすような旅情があります。
観終わると上田に行きたくなる作品です。
ロケ地紹介(上田城跡公園・別所温泉周辺・上田市街の住宅地)
- 作中に登場する、夏祭りの舞台にも似た雰囲気。
- 古い町並みや、木造の建物が作品世界とよく重なる。
- 陣内家のモデルとなった景観が今も残っています。
好きだ、(東京都)
ユルい余白と切なさを特徴とした石川寛監督の『好きだ、』。
東京の街を旅するように歩く感覚で描いた、ラブストーリーです。
高校時代に曖昧に終わってしまった想いを抱えたまま、大人になって再会する男女。
代々木公園や住宅街を歩くシーンは、誰かと歩いたことがある気がする東京の景色。
まるで自分もその場にいるような、旅感覚を味わえます。
一切の説明をそぎ落とした静かな会話、長回しの風景描写、夜の街の余白。
東京の暮らす旅に近い空気が流れ、観終わる頃には街の見え方が少し変わるような気します。
ロケ地紹介(代々木公園・吉祥寺・井之頭公園・都内住宅地)
- 作中の象徴となる散歩シーンの舞台。
四季ごとに表情が変わるため、映画の空気を感じやすい。 - 自然と街が混ざる雰囲気が、作品のムードと重なる。
- 静かなシーンが撮影されたエリアで、日常を旅する感覚が味わえる。
かもめ食堂(京都・大阪ロケあり)
『かもめ食堂』といえばフィンランド映画の印象です。
しかし実は、随所に 関西の日常の手触り”が感じられる温度のある作品です。
独特の間を持つ3人の掛け合いが、旅人の一時的な心の居場所にも似た空気を作り出しています。
物語はヘルシンキの小さな食堂が舞台。
映画全体が伝える丁寧に暮らすこと、知らない土地で自分のペースを取り戻すこと。
このテーマは、まさに旅と深くつながります。
どこかへ旅に出たくなる映画として、日本の生活文化の良さをそっと思い出させてくれる1本。
派手さはないのに、観る人の心にそっと灯がともるような、優しい旅映画です。
ロケ地紹介
- 京都・北白川周辺:映画の持つ“静かな暮らし”の雰囲気を味わえるエリア。
哲学の道の近くのカフェや商店街は、作品の空気感に重なる。 - 大阪・中崎町:下町の路地、レトロな建物。
のんびりした空気が映画の世界観に近いとファンから人気。
※本作は海外ロケが中心のため、作品の雰囲気と重なる“旅情ある関西スポット”として参考地を紹介しています。
八日目の蝉(香川県・小豆島)
瀬戸内の穏やかな景色が美しく映し出される『八日目の蝉』。
香川県・小豆島が重要な舞台となる作品です。
誘拐事件という重いテーマを扱いながらも、映画の中盤以降は小豆島の風景が物語を優しく包み込み、主人公の心の揺れを静かに映し出します。
中でも、瀬戸内の陽光、石畳の坂道、のどかな海沿いの町並みは、観る者に“日常から離れた旅”の感覚を呼び起こします。
小豆島で暮らす人々の温かさや、ゆっくり流れる時間は、主人公の人生にとっての避難場所にも似ており、観終える頃にはいつか行きたいと思わずにはいられない余韻が残ります。
映画と旅情が深く結びつく代表作です。
ロケ地紹介
- 中山の棚田:映画の象徴的な風景。階段状に広がる田んぼと静かな空気が美しい。
- 坂手港周辺:主人公が歩く海沿いの町。穏やかな瀬戸内海を望むビュースポット。
- 寒霞渓(かんかけい):ロープウェイから瀬戸内を望む絶景。
小豆島といえばココという名勝。
眉山 -びざん-(徳島県)
さだまさし原作、松嶋菜々子主演の『眉山 -びざん-』。
徳島市を舞台に、母と娘の関係を丁寧に描いた感動作です。
映画の要となるのは、徳島の象徴である眉山の優しい稜線と、阿波踊りの熱気。
母の残した秘密を追う娘が徳島を訪れる。
土地の風景が主人公の心と呼応するように、変わっていきます。
四国独特の温かい人情、祭りの圧巻の迫力、そして夕暮れ時の川辺。
どれも旅の記憶に残るような情緒に満ちています。
映画を観ていると、阿波踊りの季節に行ってみたいと思わせてくれる1本です。
ロケ地紹介
- 眉山山頂展望台:映画の象徴。徳島市街と吉野川を一望でき、夜景も美しい。
- 新町川沿いの遊歩道:主人公が歩くシーンと重なる静かな水辺。
- 阿波踊り会館・周辺商店街:祭りの空気をそのまま味わえるスポット。
めがね(鹿児島県・与論島)
荻上直子監督の『めがね』。
たそがれるという独特の世界観を通して、与論島の時間の流れを感じさせてくれる作品です。
どこから来て、何をしに来たのか。
自分でもよく分からないまま南の島に辿り着いた主人公。
島の人々と過ごす日々は、観光というより滞在する旅。
海辺で座って風を感じるシーンや、朝の光の中で淡々と進む日常。
旅の中で自分を取り戻すような、静かな日常を描いています。
与論島の透明度の高い海、白い砂浜、古い宿の佇まいが、癒しの旅映画。
観終わるころには、何もしない旅に出たいと思わせる不思議な魅力を持つ名作です。
ロケ地紹介
- 大金久海岸(与論島):映画の象徴的なビーチ。
白砂とエメラルドの海がまさに作品そのもの。 - 寺崎海岸(トゥマイビーチ):透明度が高く何もしない時間を味わうのに最適。
- 与論島・プリシアリゾート周辺:宿やレストランが多く、映画の雰囲気と重なる滞在エリア。
ナビィの恋(沖縄県・南城市)
中江裕司監督の『ナビィの恋』。
沖縄の風土、音楽、人の温かさがぎゅっと詰まった名作です。
都会で暮らす孫娘が沖縄の小さな島に戻り、祖母・ナビィと家族の物語に触れていく。
映画全体が沖縄の旅そのもの。
鮮やかな海の青、シーサーの乗った赤瓦、三線の音色、島人(しまんちゅ)の優しい方言。
画面に映るすべてが沖縄らしさに満ち、観るだけで南国の空気を体験できます。
コメディタッチで明るいのに、後半では長く胸に残る切なさもあり。
旅先で出会った人々の温かさを思い出させる作品。
また沖縄に行きたいという気持ちを刺激する、日本の南国旅映画の金字塔です。
ロケ地紹介
- 玉城(たまぐすく)集落:古い石垣と赤瓦の家が並ぶ、沖縄らしい集落。
映画の舞台に近い風景。 - 知念岬公園:海風が気持ちよく、作品の青空のシーンを思い出す絶景スポット。
- 南城市の海沿いエリア(奥武島など):ローカルな漁港の空気が映画の舞台と重なる。
深呼吸の必要(沖縄県・与那国島)
『深呼吸の必要』は、与那国島が舞台。
都会ではうまく呼吸できなかった若い男女が、さとうきび畑での共同生活を通して少しずつ変わっていく物語です。
与那国の力強い自然と広大な畑の風景は、旅というよ自分を取り戻すための移動に近い印象を与えます。
朝焼けの光、畑を渡る風、ぎらぎらした太陽。
すべてが圧倒的で、観る者に深い呼吸を促すような作品。
沖縄といっても観光地らしさは控えめで、素朴な島の空気がどこまでも広がります。
映画を観終えると、与那国へ現実逃避ではなく、心を整える旅に行きたくなる。
静かで力強い名作です。
ロケ地紹介
- 与那国島・東崎(あがりざき):断崖絶壁と青い海が織り成す圧巻の景観。
- さとうきび畑エリア(比川・久部良周辺):映画の中心となる畑風景が広がる地域。
- 比川浜:ラストや重要シーンに登場。静かで透明度の高い穴場ビーチ。
天然コケッコー(全国の田舎町の原風景×島根ロケ中心)
くらもちふさこ原作の『天然コケッコー』。
日本の田舎を旅しているような気分を味わえる、静かで温かいロードムービー的作品です。
島根の自然豊かな小さな町に暮らす少女・そよと、東京から越してきた広海。
二人の交流が中心になり、風景が描かれていきます。
学校・川沿い・夏祭り・港へ続く坂道など、日本の原風景を丁寧に写し出しています。
日本のどこにでもありそうで、でも今や失われつつある夏の匂いのする風景。
観ていると、自分自身の子どもの頃の記憶や、旅先でふと感じた懐かしさが蘇る。
そんな不思議な温度のある1作です。
季節の移ろいと素朴な日常が心に残り、こんな町を旅してみたいと思わせる映像美が魅力です。
ロケ地紹介
- 島根県・浜田市三隅町:映画の舞台となる小学校や海沿いの道。
原作に通じる田舎の風景がそのまま残る。 - 三隅川周辺:夏のシーンで象徴的に登場。
川のせせらぎと緑が美しいスポット。 - 田ノ浦海岸:そよが歩く海沿いの場所。
素朴で静かな海が魅力。
横道世之介(長崎→東京→全国へと記憶が旅する物語)
吉田修一のベストセラーを映画化した『横道世之介』。
移動距離よりも、人生という旅を描いたロードムービー的作品です。
長崎から大学進学のため上京した世之介の、何気ない日々。
そして人とのつながりが、静かに積み重なっていきます。
物語は時系列を大きく行き来します。
観客は世之介の周りの人々の記憶を通して、日本のさまざまな情景。
下宿の商店街、東京の雑踏、帰省した長崎の海、地方の祭りを旅するように体験します。
彼の存在が周囲に残した温かい余韻が、日本各地の風景に重なりながら描かれています。
観終えたあとに、自分の人生も旅のようだと感じさせる、深い余韻の名作です。
ロケ地紹介
- 長崎市・グラバー園周辺:主人公の故郷として象徴的に登場。
- 東京・早稲田〜高田馬場エリア:大学生活の舞台。
昔ながらの喫茶店や商店街の雰囲気が残る。 - 長崎・稲佐山展望台:帰省シーンで印象的。
長崎港を望む絶景スポット。
彼らが本気で編むときは、日本を縦断する心のロードムービー
荻上直子監督の『彼らが本気で編むときは、』。
移動そのものよりも、出会いと別れを経て心が旅していく日本的ロードムービーです。
母親に置き去りにされた少女・トモと、叔父の恋人・リンコ。
共同生活を通じて、3人がゆっくりと家族になっていく姿を描きます。
作品は、都会の団地、地方の実家、旅先の公園や川辺など、日本の日常風景。
彼らの関係性の変化を、旅の足跡のように残していきます。
特に印象的なのは、リンコの故郷を訪ねるシーン。
緑に囲まれた土地と静かな神社の風景が、人物の内面を優しく包み、観る者の心にも深く残ります。
映像は温かく希望に満ちており、観終えるころには静かな旅を終えた後のような心地よさを感じられる作品です。
ロケ地紹介
- 埼玉県・川越市周辺:主人公たちの生活の舞台。昔ながらの町並みが残る。
- 群馬県の郊外エリア:リンコの故郷シーン。木々の緑が美しい。
- 東京都内の団地・公園:物語の起点となる生活風景。日本のどこにでもある日常を表現。
旅する映画で日本を楽しむ気分になれるとは?

旅に出たいけれど、時間がない、日本の美しい景色を手軽に味わいたい。
そんなときに寄り添ってくれるのが、旅する映画。
日本各地の景色や文化、人々の営みなど。
丁寧に描かれた映画は、観るだけで旅先にいるような気分に浸れる魅力があります。
本記事では、旅気分を高めてくれるポイントを分かりやすく解説します。
映画をきっかけに行ってみたい場所が見つかる、新しい旅の楽しみ方を提案します。
旅する映画の定義|風景・人・文化を楽しめる作品の魅力
旅する映画とは、単に移動する物語ではありません。
日本各地の風景や文化、人との出会いを通して主人公が変化していく作品のことを指します。
海の匂い、森の静けさ、街のざわめき。
映画のなかに散りばめられた景色や音は、その地域ならではの魅力を引き立ててくれます。
そして、観る側にその場所にいるような感覚を与えてくれます。
また、旅先での何気ない会話や出会いが、物語の鍵になることが多くあります。
風景と人間ドラマが一体となって心に残る。
映画の中にある「移動」「出会い」「風景の変化」は、まさに旅そのもの。
旅する映画が愛される理由は、画面越しに旅の本質を味わえる点にあります。
映画で日本を味わうメリット|行った気になれる・次の旅行のヒントに
旅映画には、行ったことのない場所を疑似体験できるという魅力があります。
北海道の広大な景色、金沢の古い町並み、瀬戸内海の穏やかな光。
映画ならではのカメラワークは、実際の旅ではなかなか味わえない視点です。
いつか行ってみたいと思う場所が自然と増え、次の旅行先を決めるヒントにもなります。
さらに、忙しくて旅行に行けない時期でも、映画一本で旅心を満たせるという利点も。
帰宅後や休日に気軽に旅気分を味わえるのは、映画ならではの特権です。
旅映画と日本が人気の理由|国内の四季と多様なロケ地が魅力
日本の旅映画が人気を集める最大の理由は、季節や地域ごとに全く違う景色を楽しめる点にあります。春の桜、夏の海、秋の紅葉、冬の雪景色。
四季がはっきりしている日本は、映画のビジュアルに豊かな変化をもたらしてくれます。
さらに、ロケ地のバリエーションが非常に広いことも魅力。
どんな気分のときでも、それに合う旅映画の日本作品が必ず見つかるほどジャンルが豊富です。
この多様性こそが、日本を舞台にした旅映画が長く愛され続けている理由と言えるでしょう。
旅の映画で見た日本の景色に会いに行く|一度は訪れたいロケ地ガイド

映画を観ながら「ここ、実際に行ってみたい」と思ったことはありませんか?
日本には、物語の感動をそのまま景色として感じられるロケ地が数多く存在します。
スクリーン越しに見た海や山、レトロな街並み、離島の温度まで。
映画のその瞬間を旅で追体験できるのが、ロケ地めぐりの大きな魅力。
美しい景観、作品の余韻、思い出に残る写真。
映画が好きな人も、旅の行き先に迷っている人も、映画の景色を旅の目的地にしてみませんか?
海・山・湖|映画に登場する自然絶景ロケ地
映画には、登場人物の心情を映すような、自然の絶景が数多く登場します。
たとえば、深いブルーが印象的な能登の海、雪に包まれた北海道の森、鏡のように澄んだ長野の湖。
スクリーンで見せる壮大さや静けさは、実際にその場所を訪れるとより強く体感できます。
自然ロケ地の魅力は、季節でまったく違う表情を見せてくれるところ。
映画で憧れた景色を、自分の五感で味わえる旅は忘れられない体験になります。
自然景観が好きな方、癒やされる旅がしたい方に最適なロケ地ジャンルです。
街並み・レトロスポット|歩くだけで映画気分の場所
日本各地には、映画の世界に迷い込んだようなレトロな街並みが多く残っています。
昭和の面影が溶け込む京都・東山、横浜の洋館が並ぶ山手エリア、あるいは金沢の茶屋街。
細い路地を曲がると映画のワンシーンが蘇るような、懐かしい空気が漂っています。
レトロロケ地の良さは、何もしなくても絵になること。
カフェで休むだけ、散歩するだけでも十分に映画気分が味わえます。
写真映えも抜群で、ゆっくり暮らすように旅をしたい人にもぴったりです。
島旅ロケ地|沖縄・離島の映画スポット
沖縄や離島を舞台にした映画には、都会では出会えない色と静けさが映し出されています。
コバルトブルーの海、赤瓦の家、さとうきび畑の風、ゆったり流れる島時間。
それらは作品の雰囲気そのままに、訪れる旅人の心を解きほぐしてくれます。
小浜島、宮古島、久米島、西表島などは映画ロケの定番です。
実際のロケスポットを歩くと、同じ景色が自分の旅の思い出として残っていく特別な体験ができます。日常から少し距離を置きたい人におすすめの、ロケ地です。
旅映画で日本を旅する気分を深める方法

旅映画は、ただ観るだけでも十分に心が動くものです。
ですが、少し工夫するだけで旅したような没入感がぐっと高まります。
作品の舞台になった土地の背景を知ったり、地図アプリを開いてロケ地を確認したり。
映画の世界が一気に立体的になり、自分がその場所に立っているような感覚に近づいていきます。
また、旅行前に旅映画を観ることで、旅先のイメージが鮮明になります。
ここでは、旅映画をより深く味わい、日本を旅する気分を最大化するためのコツをご紹介します。
ロケ地の背景を調べてから見ると満足度が上がる
映画に登場する場所が、どんな歴史や文化を持っているのか。
そのことを知っておくと、作品の見え方は大きく変わります。
たとえば、北海道や瀬戸内、信州などは地域ごとに気候や文化が異なります。
それが、映画の雰囲気にも影響を与えています。
事前に軽くロケ地の情報を調べるだけでも、作品への愛着が増すものです。
また、映画の制作裏話や、監督がなぜその土地を選んだのか。
同じ場面を見ても、受け取る印象が全く違ってきます。
背景を知り、映画を観るという順番で、旅映画の満足度は驚くほど上がります。
地図アプリや写真を見ながら旅気分を増幅する
旅映画の魅力は、画面越しに旅の空気や距離感まで味わえるところにあります。
そこでおすすめなのが、映画のロケ地を地図アプリを開いて確認する方法。
具体的な位置関係が分かると、一気に自分が旅している感覚が生まれます。
また、Googleマップのストリートビューや、SNSの写真で同じ景色を探してみる。
映画の世界がリアルに重なってきて、旅前のワクワクがさらに膨らみます。
地図を見るだけで小さな旅行気分が味わえる、簡単で効果の高い方法です。
旅行前に見ると、旅の目的地選びがラクになる
実は旅映画は、次の旅先を決めるヒントの宝庫でもあります。
映画で見た景色や雰囲気は、自分の好みとなる旅の軸がはっきりするきっかけに。
たとえば、静かな湖畔のシーンに惹かれたなら、長野や北海道。
レトロな街並みに魅力を感じたなら、金沢や京都。
南国の空気を感じる映画に心が動いたなら、沖縄や離島。
といったように、映画が自然と旅先の候補を絞り込んでくれます。
旅行計画が苦手な人ほど、この映画を旅のインスピレーションにする方法は効果的。
映画を通して景色の雰囲気を知っておけば、現地に着いてからのミスマッチも減ります。
更に、満足度の高い旅が実現します。
まとめ|旅する映画で、日本の景色を味わい尽くす時間を

旅をテーマにした映画には、日本の景色の美しさや、土地ごとの空気感が丁寧に描かれています。
クリーンを通して見る風景は、ただの背景ではなく、物語そのものを支える大切な旅の一部。
映画を観る時間は、旅に出たい気持ちをそっと後押ししてくれる、小さな旅の入口でもあります。
気になるロケ地を調べたり、地図で位置関係を確かめたり、実際に旅の計画に取り入れたり。
映画で感じた感動が、現実の旅へとつながっていきます。
映画が導いてくれた景色に、自分の足で会いに行く。
そんな体験は、スクリーンの向こうの世界が自分の人生に溶け込んでいくような、特別な時間です。
今日観た一本が、明日の旅のきっかけになりますように。


