オーディブルで聴くサスペンス入門|面白い&聴きやすい10作品 | 暮らしのヒントノート

オーディブルで聴くサスペンス入門|面白い&聴きやすい10作品

オーディオブック

移動中や家事の合間に、ハラハラドキドキのサスペンスを楽しみたい!
本を読む時間がないけれど、面白い物語に浸りたい!と思ったことありませんか?

今回紹介するサスペンス作品は、先が気になる展開や登場人物の心理戦がクセになるジャンル。
ナレーターの臨場感あふれる朗読で、映像がなくても物語の世界にどっぷりと浸かれます。

面白さ・聴きやすさ・レビュー評価などをもとに、オーディブルで聴ける10作品を集めました。
ぜひお気に入りの物語を見つけて、オーディブルの世界をお楽しみください。

  1. オーディブルで聴くおすすめのサスペンス10選|まずはここから聴こう!
    1. おすすめ①:「模倣犯」宮部みゆき(ナレーター:加藤将之)
    2. おすすめ②:「64(ロクヨン)」横山秀夫(ナレーター:加藤将之)
    3. おすすめ③:「火車」宮部みゆき(ナレーター:三浦友和)
    4. おすすめ④:「イノセント・デイズ」早見和真(ナレーター:石田嘉代)
    5. おすすめ⑤:「冬の狩人」大沢在昌(ナレーター:池添朋文)
    6. おすすめ⑥:「人面島」中山七里(ナレーター:蓮岳大)
    7. おすすめ⑦:「護られなかった者たちへ」中山七里(ナレーター:山口恵)
    8. おすすめ⑧:「カインの傲慢」中山七里(ナレーター:杉村憲司)
    9. おすすめ⑨:「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信(ナレーター:飯野めぐみ)
    10. おすすめ⑩:「Nのために」湊かなえ(ナレーター:榮倉奈々)
  2. なぜAudibleでサスペンス小説が人気なの?
    1. 映像がなくても物語に入り込みやすい
    2. どんでん返しや伏線回収も耳で楽しめる
    3. ナレーターの演技で臨場感アップ!
    4. ながら聴きで時間をムダにしない
  3. サスペンス初心者におすすめの選び方
    1. ナレーターの声が聴きやすいかをチェックしよう
    2. 登場人物が多すぎない作品を選ぶと、話が分かりやすい
    3. 作品の長さよりストーリーのテンポをチェック
  4. オーディブルをもっと楽しむ!サスペンスを聴くときのコツ
    1. 再生速度は1.0倍、または1.2倍速がベスト
    2. シーンごとに雰囲気を変えるナレーターを選ぼう
    3. 夜に聴くならスリープタイマーを活用しよう
    4. 登場人物や伏線をメモorブックマークで整理
    5. 通勤や家事中など集中できる時間帯を選ぼう
  5. よくある質問(FAQ)
    1. Q:オーディブルって本当に聴き放題なの?
    2. Q:無料体験だけでも聴けますか?
    3. Q:倍速にすると聴きにくくない?
    4. Q:Wi-Fiがない場所でも聴ける?
  6. まとめ|まずは無料体験で、自分に合ったサスペンス作品を探してみよう!

オーディブルで聴くおすすめのサスペンス10選|まずはここから聴こう!

サスペンスの世界は、耳で聴くだけでも緊張感やドキドキが体感できるのが魅力です。
初めてサスペンスを聴く方も、心を掴む10作品をピックアップしました。
ここから聴き始めれば、あなたの耳で味わう推理・スリル体験がスタートします。

おすすめ①:「模倣犯」宮部みゆき(ナレーター:加藤将之)

  • あらすじ:東京で発生した連続殺人事件。
    被害者の背景もバラバラで手がかりが見えない中、少しずつ明らかになる犯人の思惑…。
  • レビュー:加藤将之さんの渋く淡々とした語りが、登場人物の心理や社会の闇をじわじわと浮かび上がらせます。
    全5巻・60時間超と超大作ながら、まるで映画を観ているような没入感。
    人間の怖さをリアルに描いた、シリーズ化されたミステリーの金字塔です。
    オーディブルでじっくり味わいたい一冊です。

おすすめ②:「64(ロクヨン)」横山秀夫(ナレーター:加藤将之)

  • あらすじ:昭和64年に起きた未解決の少女誘拐事件。
    警察広報官の主人公がたった7日間の昭和に翻弄されていく。
  • レビュー:息詰まるような組織内の軋轢と、過去の事件が交差する重厚なストーリー。
    ナレーターの加藤将之さんの低く渋い声が、警察小説の緊迫感をぐっと引き立てます。
    サスペンスというより静かに熱い社会派ドラマ。
    難解に見えて音声だとスッと入ってくる。
    途中で止めるのが惜しくなる作品です。

おすすめ③:「火車」宮部みゆき(ナレーター:三浦友和)

  • あらすじ:休職中の刑事が、婚約者の女性が失踪した事件を調べるうちに、社会の闇に迫る。
    消された過去と、借金地獄の真実が浮かび上がる緊迫のストーリー。
  • レビュー:ストーリーは淡々と進むのに、次第に強まる緊張感に引き込まれます。
    俳優・三浦友和さんの落ち着いた語り口が、物語の重厚さとぴったりマッチ。
    派手な展開はないのに、聴く手が止まらない。
    そんな静かに怖い名作です。
    人の心理を丁寧に描く宮部ワールドに、どっぷり浸かれます。

おすすめ④:「イノセント・デイズ」早見和真(ナレーター:石田嘉代)

  • あらすじ:放火殺人で死刑を宣告された女性。
    その背景には、知られざる悲しい過去が隠されていた。
  • レビュー:死刑を待つ女性がなぜ、家族3人を焼き殺したのか。
    事件の裏側を、周囲の人物たちの視点から丁寧に描き出します。
    静かで淡々とした語り口、次第に胸を締めつけるような真実が見えてくる構成は圧巻。
    石田嘉代さんの落ち着いた声が、登場人物たちの心の揺れを繊細に表現しています。
    聴き終えたあと、しばらく余韻から抜け出せない一冊です。
    社会派サスペンス好きにおすすめです。

おすすめ⑤:「冬の狩人」大沢在昌(ナレーター:池添朋文)

  • あらすじ元刑事の佐江が、未解決事件の重要参考人である女性を保護するために動き出す。
    しかし、彼女の命を狙う殺し屋や警察内部の裏切り者が立ちはだかる
  • レビュー謎の女と巨大な陰謀に巻き込まれていく刑事・倉島。
    孤独な戦いを描く、王道ハードボイルドサスペンス。
    展開がテンポよく、1章ごとにドキドキさせられる読むドラマのような作品です。
    池添明文さんの重厚な語りが、主人公の渋さと哀愁を倍増させてくれるのも聴きどころ。
    緊張感ある駆け引きとラストの切なさが印象的で、男性女性問わず心をつかまれる1冊です。

おすすめ⑥:「人面島」中山七里(ナレーター:蓮岳大)

  • あらすじ:相続鑑定士の三津木六兵が、長崎の離島「人面島」で起きた不可解な事件に巻き込まれる。
    彼の肩に寄生する人面瘡「ジンさん」と共に、事件の真相に迫る。
  • レビュー:絶海の孤島に漂着した元検事が目にするのは?
    常識が通じない人面信仰に支配された奇怪な島。
    閉ざされた環境と狂信的な島民たち。
    徐々に明かされる真実に背筋がゾッとします。
    蓮岳大さんの明瞭で感情のこもった朗読が、恐怖とサスペンスを一層引き立ててくれます。
    宗教×ホラー×ミステリーという異色の組み合わせがクセになる、聴きごたえ満点の1冊です。

おすすめ⑦:「護られなかった者たちへ」中山七里(ナレーター:山口恵)

  • あらすじ:生活保護の不正受給者が次々と殺害される事件が発生。
    元刑事の笘篠が事件の真相を追う中で、社会の闇と向き合うことにる。
  • レビュー:生活保護をめぐる連続殺人事件。
    なぜあの人が殺されたのか?という問いが、社会の歪みをえぐり出す。
    犯人の動機が明かされたとき、悪では語れない深いテーマに思わず息をのむ展開に。
    山口恵さんの引き込まれる語りが、登場人物の葛藤や怒りをリアルに伝えてくれます。
    重厚だけど聴きやすく、社会問題に興味がある人にもおすすめの一冊です。

おすすめ⑧:「カインの傲慢」中山七里(ナレーター:杉村憲司)

  • あらすじ:刑事犬養隼人が、連続殺人事件の背後に潜む巨大な陰謀に立ち向かう。
    事件はやがて、彼自身の過去とも繋がっいく。
  • レビュー:シリーズものながら、この作品単体でも十分に楽しめる内容。
    雑木林に埋められた少年の遺体からは臓器が奪われていた。
    加害者・被害者・司法、それぞれの立場から問いかけられる正義とは?
    重たいテーマながらも展開はスピーディで、聴く手を止められません。
    杉村憲司さんの誠実で緊張感のある語りが、法廷の空気や登場人物の感情をリアルに届けてくれます。
    ただの裁判ものでは終わらない、深く考えさせられる一冊です。

おすすめ⑨:「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信(ナレーター:飯野めぐみ)

  • あらすじ:お嬢様学校に通う少女が語る、奇妙な人間関係と背後にある恐ろしい秘密。
  • レビュー:お嬢様学校や文芸サロンなど、上品な世界が舞台。
    ぞっとするような真実が静かに顔をのぞかせる短編集。
    全体をつなぐバベルの会という謎の文芸サークルの存在が、不気味さを増幅させます。
    飯野めぐみさんの落ち着いた上品な語りが、むしろ恐ろしさを際立たせる演出に。
    どれも10〜30分ほどの短編ながら、ラスト一行でぞくりとさせられる珠玉のサスペンス集です。

おすすめ⑩:「Nのために」湊かなえ(ナレーター:榮倉奈々)

  • あらすじ:ある夫婦殺害事件をめぐって、関係する4人の若者の視点で語られる真実。
    Nと名のつく4人の登場人物が交錯する群像ミステリー。
  • レビュー:過去と現在が交互に語られ、少しずつ浮かび上がる真相に引き込まれます。
    榮倉奈々さんの繊細な朗読が、複数の人物の心の機微を丁寧に描き出していて秀逸。
    切なさとやるせなさが残るラストまで、一気に聴きたくなるサスペンス作品です。

なぜAudibleでサスペンス小説が人気なの?

Audibleで特に人気が高いジャンルのひとつがサスペンス小説。
その理由は、ストーリー展開の面白さと、耳からでもしっかり楽しめる構成にあります。

映像がなくても物語に入り込みやすい

サスペンス小説はセリフや心理描写が多いのが特徴です。
情景や人物の動きもセリフの中で描かれることが多いため、イメージしやすいですね。
読むのが苦手でも、ナレーターの語りを聴いているだけで、ストーリーに引き込まれていきます。

どんでん返しや伏線回収も耳で楽しめる

思わず声が出てしまうような、どんでん返しがたまらない。
オーディブルでは、ナレーションの抑揚やテンポが、物語の緊張感をよりリアルに伝えてくれます。
読み進めるよりも、スリルを強く感じられることもあります。

ナレーターの演技で臨場感アップ!

プロのナレーターが、感情を込めて朗読してくれるのが楽しみに。
登場人物の感情や緊張感がグッと伝わってきます。
声だけなのに、まるでラジオドラマを聴いているような感覚に。
サスペンスの世界にどっぷり浸かれるのは、オーディオブックならではの魅力ですね。

ながら聴きで時間をムダにしない

本を読む時間がない人も、オーディブルなら家事や通勤中、リラックスしながら物語を楽しめます。
空いている耳を活用することで、読書習慣を取り入れられるのも、人気の理由です。
気になるあの本の続きが読みたい!と思ったときに気軽に聴けるのがいいですね。

サスペンス初心者におすすめの選び方

サスペンス初心者にとって、作品選びは少しハードルが高く感じるかもしれません。
ですが、ポイントを押さえれば怖すぎず、話がわかりやすい作品から楽しむことができます。
ここでは、初めてでもスリルを無理なく味わえるオーディブル作品の選び方のコツをご紹介します。

ナレーターの声が聴きやすいかをチェックしよう

オーディブルでは、本を読む代わりにナレーターの朗読を聴くスタイルになります。
そのため、声のトーンや、話し方のテンポが合うかどうかはとても大切です。
視聴で数十秒だけ聴いてみて、この声ならずっと聴いていられそう!と思えた作品を選びましょう。

登場人物が多すぎない作品を選ぶと、話が分かりやすい

サスペンスにはたくさんの登場人物が出てくる作品もありますが、初心者には少し混乱しがち。
最初は、主要キャラが3〜4人くらいの作品がおすすめです。
一人称で語られるシンプルなストーリがわかりやすいかもしれません。
人物関係がわかりやすいと、聴いていてストーリーに集中できます。

作品の長さよりストーリーのテンポをチェック

長い作品だと、長さよりテンポの良さが大事です。
レビュー欄を参考にするのもありですね。
最後まで一気に聴けた、だらけず面白かった、という声がある作品は聴きやすい証拠です。
途中で飽きてしまう心配が少ないので、安心して選べますよ。

オーディブルをもっと楽しむ!サスペンスを聴くときのコツ

オーディブルでサスペンスを聴くとき、ちょっとした工夫で臨場感や没入感がぐっと高まります。
流し聞きするだけでは味わえない緊張感や伏線の面白さも、環境や聴き方を工夫することでより楽しめます。
ここでは、サスペンスを最大限に楽しむためのポイントをご紹介します。

再生速度は1.0倍、または1.2倍速がベスト

サスペンスは細かいセリフや伏線が多いため、速すぎると聞き逃しがちに。
最初は1.0倍で物語に入り込み、慣れてきたら1.2倍速くらいでテンポ良く聴くのがおすすめです。
※聞き逃した部分は、15秒巻き戻し機能でサクッと再確認できます。

シーンごとに雰囲気を変えるナレーターを選ぼう

ナレーターによって、作品の印象がガラリと変わります。
緊迫感や感情の揺れをうまく表現する声があると、より没入感がアップします。
試聴してみて、セリフが自然、場面の緊張感が伝わると感じた作品は、聴いてみましょう。

夜に聴くならスリープタイマーを活用しよう

サスペンスの世界に夢中になりすぎると、気づいたら何時間も聴いていた、なんてことも。
夜ベッドで聴くときは、30分・1時間で自動停止できるスリープタイマー機能が便利です。
翌日、どこまで聴いたのか迷わずに済みますよ。

登場人物や伏線をメモorブックマークで整理

複雑なサスペンスでは、ストーリーが曖昧になることも。
そんなときは、オーディブルのメモ機能やブックマーク機能が便利。
気になったセリフや場面にマークをつけておけば、あとからすぐに振り返れます。

通勤や家事中など集中できる時間帯を選ぼう

展開が早いストーリーで、注意力が必要な場面も多いジャンル。
なるべく集中しやすい時間帯に聴くと、物語に入り込みやすくなります。
家族の声やテレビの音が気になる時は、ノイキャン付きイヤホンの使用もおすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q:オーディブルって本当に聴き放題なの?

はい、対象作品(和書1万冊以上)は定額で何冊でも聴けます。
無料体験中も同様。

Q:無料体験だけでも聴けますか?

聴けます!
30日間無料で、いつでも解約可能。
体験期間内に退会しても料金はかかりません。

Q:倍速にすると聴きにくくない?

慣れればむしろ快適です。
セリフのテンポが良くなり、集中力が上がる人も多いです。

Q:Wi-Fiがない場所でも聴ける?

はい。
事前にダウンロードすればオフラインでも再生可能です。

まとめ|まずは無料体験で、自分に合ったサスペンス作品を探してみよう!

オーディブルなら、スマホ1つで本格的なサスペンス小説の世界に入り込むことができます。
本を読む時間がなくても、耳から物語を楽しむという新しい読書体験があなたを待っています。

特に今回ご紹介した10作品は、初心者にもわかりやすくて面白いものばかり。
ナレーターの語りに引き込まれながら、緊迫した展開や予想外のラストを、目を閉じて楽しめるのが
オーディブルの魅力です。

まずは30日間の無料体験を利用して、気になる作品をいくつか聴いてみてください。
この本は聴いていて面白そう、と感じるものに出会えるはずです。
一冊でも最後まで聴き終えるころには、あなたもきっと耳読の面白さにハマっているはずですよ!